GALLERY crossing

CURRENT 熊谷 峻

TATTOO

2026年6月13日(土) - 2026年6月28日(日)
GALLERY crossing MAP ↗︎

13:00-17:00
水曜・木曜休業
*13(土) 作家在廊

Shun KUMAGAI, 2026, Glass, metal, soil

GALLERY crossingでは、6月13日(土)〜28日(日)の会期にて、熊谷峻による個展「TATTOO」を開催いたします。
熊谷は、蝋型鋳造を応用した独自のガラス鋳造技法によって、土、金属、気泡などの異物をガラス内部に取り込みながら作品を制作してきました。ローマングラスを思わせるその佇まいは、時や歴史、素材の記憶を混ぜ合わせ、1000℃を超える窯の中で起こる偶然性に身を委ねることで生み出されています。本展で熊谷が取り組むのは、「装飾」という行為です。細かな刻印、鱗のように重ねられた手跡、あるいは逆に、これまで作品に残されていた痕跡を削ぎ落としてゆくこと。熊谷は本展の制作に際し、「制作を進める中で、装飾という行為が単なる表面的な意匠を超え、米を育てること、家を修繕すること、異国を旅することなど、日々の体験によって蓄積された身体感覚や記憶を、壺という形へ結び直してゆく行為として立ち現れてきた」と語ります。 古くからTattoo(刺青)は、身体に刻まれる「装飾」であると同時に、祈りや記憶、共同体との結びつきを示すものでした。その土地に生きた時間、通過してきた経験、信仰や畏れ。皮膚に刻まれた模様は、単なる意匠ではなく、その人がどこに根差し、どのように生きてきたのかを物語る痕跡として存在してきました。 刺青が皮膚に記憶を宿すように、人の営みに寄り添う器物にもまた、時間や経験は沈着してゆきます。器の表面に反復される模様や、傷跡のようなマークメイキングは、どこか土着的な湿度を帯びながら、鑑賞者に時間の層を想起させます。

Shun KUMAGAI, 2026, Glass, metal, soil

Shun KUMAGAI, 2026, Glass, metal, soil

Shun KUMAGAI, 2026, Glass, metal, soil

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